すべてのクライアントを幸福へと導く」
- 弁護士
- ITパスポート
- 3級ファイナンシャル・プランニング技能士
IT関連分野・労務問題に対してのスタンス
ITといっても実に多種多様であり、ご相談をいただく内容も多岐に渡ります。どの場面でITの技術を利用するかという点も異なります。どうしても複雑に考えがちではありますが、重要なのは①具体的にどのようなITサービスを提供(もしくは享受)するのか、②それに対する対価をいくら受ける(支払う)のか、という点に尽きると考えています。
これはどの契約であっても同じことです。当たり前のことと思われるかもしれませんが、その他の条件面を検討しているうちに、上記の点を見落とししまっておられる方が多いですのであえてお聞きするようにしています。
次に、システム開発の受発注の場合、ユーザーとベンダー間には相互に協力をして業務を進める義務があります。しかしながら、パワーバランスの関係でいつも自社にとって有利な条件で契約が締結できるとは限りません。そのため、弁護士の立場からは、どのような法的な問題が生じうるのか、それは避けられるのか、避けられないとしても契約を締結するメリットがあるのか、契約書にはどう落とし込むのか、ということをお伝えしています。
契約締結段階では、多くの方が、契約内容の履行途中で業務が頓挫した場合の検討が十分になされていないのが実情です。例えば、システム開発がきちんと最後まで進むか、開発中の秘密保持はどうするか、納品がなされたあとの保守契約はきちんと締結されているかなど、段階的に分析することも必要です。
問題解決にあたっては、ご相談いただいた方と弁護士で協力して一緒に乗り越えていくものだと私は考えています。ご相談いただいた方は、法的専門知識はご存じないでしょうし、一方で、弁護士側は、取引現場での空気感のすべてを把握しているわけではありません。ベンダーとユーザーとの協力義務は、「専門的で難しいことはあなたに任せます」といった関係が紛争を招いてきたことを示唆しています。それを解きほぐしていくにはどうすればよいのか、少しでも経営判断の一助となればと思います。
注力分野
●企業分野 IT関連分野・労務問題
●個人分野 離婚問題
経歴
●久留米大学附設高等学校 卒業
●九州大学法学部 卒業
●九州大学法科大学院 卒業
●最高裁判所 司法修習修了
●デイライト法律事務所 入所
所属
●福岡県弁護士会
資格等
●ITパスポート試験 合格
●3級ファイナンシャルプランニング技能士
論文・書籍
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